鑑定時の格局について

中国式四柱推命では、命式から「格局(かっきょく)」というものを導き出し、それを元に鑑定していきます。

主な格局

・身弱の内格
・身強の内格
・従旺格
・従強格
・従児格
・従財格
・従殺格

他にも色々な格局はありますが、大体の方はこの7種類のうちのどれかになります。

このように書き出すと、

「身弱って名前が付いているから、この身弱の内格というのはダメな格局なのかな?」
「従殺格って、殺すって漢字が入ってるから怖い…」

といったイメージを持たれるかもしれませんが、これらの格局のどれが良くてどれが悪いというものはありません。
身弱だからといって運気が弱いということはありませんし、身強だからといって運気がすごく強いという訳でもありません。
もちろん、「従殺格」だからといって何か悪いことが起こる、なんてこともありません。

格局というのは、簡単に言えば血液型のようなものです。
「あなたはA型、あなたはO型」と伝えているだけで、「B型だから悪い」「AB型だからすごく良い!」なんてことはありませんよね。
それと同じで、「あなたは〇〇格ですね、あなたは××格です」と伝えているだけです。
どの格が良くて、どの格が悪い、なんてことはありません。

その格局はそれぞれに特徴があり、それぞれに短所・長所があります。
大切なのはその長所・短所を知り、短所を抑えるように努めたり、長所を伸ばす努力をすることです。
鑑定では、その長所・短所や、長所を伸ばすためのポイントなどをお伝えしています。

 

鑑定時の格局について

メール鑑定のお申込み時に、「自分の格局が知りたい」とおっしゃる方がたまにいらっしゃいます。
おそらくは、四柱推命の知識を少しお持ちのお客様なのだろうと思います。

そのように聞かれた場合は格局をお伝えしていますが、通常は格局をお伝えすることはありません。

上記に書いたように、格局の名前のイメージだけで「私は弱いんだ…」「なんか名前が怖い…」といったように気にされる可能性があるからです。
ですので、聞かれない限り格局について詳しくお伝えはしません。

そして、聞かれた場合でも、「命式や格局について詳しく解説して欲しい」といった質問にはお答えしません。
命式の解説や格局の解説は鑑定内容に含まれていませんし、中国式四柱推命についてしっかりとした知識が無い場合、やはり誤解したり勘違いをされる可能性があるからです。
また、格局については流派によって名前が違っていたり、全く取り扱っていない格局もあります。
そのため、「私の命式は〇〇ですか?」と聞かれてもお答え出来ない場合があります。
ですので鑑定では、命式や格局、喜神・忌神、それらの強弱から分かることのみをお伝えしております。

もし命式や格局の詳しい内容を知りたい場合は、鑑定ではなく中国式四柱推命の講座をお受けになった方が良いかと思います。
その方が、ご自身が知りたいことが分かると思いますし、誤解や勘違いをすることなく、しっかりと知識を身に付けることも出来ると思います。

中途半端な知識で不安になるくらいならば、一度しっかりと勉強してみることをおススメします。(^^)/